技術職の職務経歴書の書き方と例文(施工管理・設計・機械・電気)
技術職の職務経歴書で大切なのは、専門分野と保有資格、担当してきた工事・案件、そして規模・工期・コスト削減など数字で示せる実績の3点を、採用担当者がすぐに読み取れるようにすることです。履歴書は決まった様式に学歴・職歴・資格を記入する書類なので、技術者としての経験は職務経歴書で伝えます。このページでは、1カラムでATS対応のデザインを使った土木技術者(施工管理・設計)の職務経歴書の記入例、項目ごとの書き方、機械・電気など他の分野にも使える実績の例文、企業が重視するキーワードを紹介します。
デザイン:Classic · 1カラム · ATS対応
技術職(施工管理)の職務経歴書 記入例
技術職の職務経歴書の書き方:項目別
技術部門の責任者がまず見るのは、専門分野、担当した工事や製品の種類と規模、使えるツールです。これらを冒頭に書き、数字で裏付けましょう。
1. 基本情報
氏名、希望職種(例:土木施工管理・道路設計)、電話番号、メールアドレス、住所(市区町村まで)。顔写真や生年月日は履歴書に記入する項目なので、職務経歴書には不要です。
2. 職務要約
3〜4行で、専門分野、経験年数、担当した工事・製品の種類(建築、道路・橋梁、機械設備、受変電設備など)、規模、主なツール、数字のある実績を1つまとめます。応募先の求人に合わせて調整しましょう。
3. 職務経歴
新しい勤務先から順に、職名、会社名、所在地、在籍期間を書き、実績を3〜5項目で示します。施工管理では工事名・工期・構造や規模・担当業務(工程・品質・安全・原価管理)を、設計では担当範囲・準拠した基準を書き、工期短縮、コスト削減、手戻りや設備停止の減少などの結果を数字で示しましょう。
4. 主な担当案件
新卒や分野を変える方は、卒業研究、設計コンテスト、代表的な設計など主な案件を短くまとめ、役割と成果を書きます。経験者は通常、各職務経歴の中に案件を入れます。
5. スキル
求人に合わせてツールと手法を分けて書きます:CAD・モデリング(AutoCAD、Jw_cad、Revit、SolidWorks)、構造計算・解析、シミュレーション、各種基準・法令、工程管理。面接で説明できるものだけを書きましょう。
6. 学歴
学部・学科(土木工学科、機械工学科、電気電子工学科など)、大学名、卒業年。関連があれば卒業研究のテーマも加えます。新卒の方は主な履修科目や成績も書けます。
7. 資格・講習
技術士、1級・2級土木施工管理技士、一級建築士、第三種電気主任技術者、電気工事施工管理技士などの国家資格と、職長・安全衛生責任者教育などの安全講習を、正式名称と取得年で書きます。応募職種に必須の資格は職務要約にも入れましょう。
技術職の職務経歴書に使える実績の例文
ⓘ 以下の数字はサンプルデータです。小さな数字でもかまわないので、ご自身の実際の数字を使ってください。
設計・解析
- 4階建て・延床面積6500m²の校舎の基礎と敷地排水を設計
- 荷重・沈下の計算を行い、基準に照らして図面120枚をチェック
- 鉄骨の接合部の詳細を見直し、製作時間を15%短縮
工程・案件管理
- 6件の案件を並行して担当し、すべて工期内に完了
- 入札5件の数量計算と概算工事費の算出を担当
- 施工者からの質疑85件に、平均3営業日以内で回答
品質・安全
- 週1回の安全パトロールを主導し、2現場・18か月で休業災害ゼロ
- 設計照査のチェックリストを導入し、図面の修正回数を25%削減
- コンクリート工事の施工計画書と品質管理計画を作成
調整・チームワーク
- 週1回の定例会議で、設計者・設備担当・協力会社の調整を担当
- 若手技術者3名の1年目のOJTを担当
- 発注者と自治体の担当窓口に、設計案と工事費の比較を説明
資格・ツール
- 1級土木施工管理技士
- AutoCAD Civil 3D、Jw_cad、Excelによる数量計算
- 職長・安全衛生責任者教育 修了
技術職のスキルとATSキーワード
専門スキル
- AutoCAD・Civil 3D
- Jw_cad
- Revit・BIM/CIMモデリング
- SolidWorksなどの3次元CAD
- 構造計算・機械設計計算
- 有限要素法(FEM)解析
- 設計図書・施工図の作成
- 数量計算・積算
- 工程管理(工程表の作成)
- Excel・MATLAB・Pythonによる技術計算
ヒューマンスキル
- 問題解決力
- 正確さ・注意力
- 分かりやすい技術説明
- 他部署・協力会社との連携
- スケジュール管理
- 顧客志向
ATS対策のキーワード
建設会社、メーカー、建設コンサルタントや転職サイトでは、採用管理システム(ATS)で求人の言葉と書類を照合することがあります。事実と一致する範囲で、求人に書かれている言葉をそのまま使いましょう。例:
- 施工管理
- 設計
- AutoCAD
- 工程管理
- 品質管理
- 安全管理
- 原価管理
- 積算
- 施工計画書
- 技術士
- 施工管理技士
- 改善提案
分野別:土木・建築、機械、電気、新卒
土木・建築(施工管理・構造設計)
工事の種類(建築、道路、橋梁、上下水道など)、規模、準拠した基準、担当した管理業務、作成した申請・協議資料を最初に書きます。
機械設計
設計した製品や設備、3次元CADと解析ツール、試作・評価、加工方法、軽量化・コストダウン・省エネなど数字で示せる成果を書きます。
電気(設計・電気工事施工管理)
電圧の区分と設備の種類(受変電・配電、制御、電子回路)、設計・シミュレーションのツール、試運転・調整、安全基準、改善した信頼性を明記します。
新卒・理工系の学生
学歴、卒業研究、インターンシップ、設計コンテストを先に書きます。各案件は仕事と同じように、役割、使ったツール、数字で示せる成果を書きましょう。
技術職の職務経歴書でよくある失敗
- 触ったことのあるソフトをすべて並べ、求人にあるツールを絞り込んでいない
- 「設計を担当」のように業務だけを書き、規模や成果を書いていない
- 社内用語や略語が多く、採用担当者やATSに伝わらない
- 資格の正式名称、級や部門を書いていない
- 公開できない発注者の情報や図面を載せている
- 2カラムや表、画像化した文字など、ATSが読み取れないデザインを使っている
技術職の職務経歴書 よくある質問
技術職の職務経歴書はどの形式がよいですか?
新しい順に書く「編年体式」を、シンプルな1カラムのデザインでまとめるのがおすすめです。担当案件が多い方は、工事・製品の種類ごとにまとめる「キャリア式」も使えます。基本情報、職務要約、職務経歴、スキル、学歴、資格の順にすると、読みやすく、ATSにも正しく読み取られます。
職務経歴書は何枚にまとめればよいですか?
新卒・経験の浅い方は1枚、案件の多いベテランは2枚までが目安です。応募先に関係する案件だけを残しましょう。
担当した工事や案件は別に書くべきですか?
新卒の方は、能力を示せるので別に書くのがおすすめです。経験者は各職務経歴の中に入れ、規模、自分の役割、成果を1行ずつ書きます。
どんなスキルを書けばよいですか?
求人に書かれているスキルです:CAD・モデリング、解析・シミュレーション、各種基準・法令、工程・品質管理の手法。問題解決力やチームワークは、例文のような実績で裏付けましょう。
履歴書と職務経歴書はどう違いますか?
履歴書は決まった様式に写真、学歴・職歴、資格を記入する書類で、職務経歴書は担当した業務と実績を自由な形式でまとめる書類です。技術職の転職では両方を求められることが多く、経験や実績は職務経歴書で伝えます。このページの例は職務経歴書です。
このテンプレートは無料で使えますか?
はい。MyEasyCVの作成画面でこのデザインを開き、アカウント登録をすれば無料で書類を作成できます。ダウンロード方法については料金ページをご覧ください。
海外の求人に応募するため、書類を翻訳できますか?
はい。今の書類をアップロードして言語を選ぶと、MyEasyCVが専門用語も含めてその言語でATS対応のデザインに書き直します。確認と編集をしてからご利用ください。
このデザインで技術職の職務経歴書を作成する
同じデザインを選んだ状態で作成画面を開き、ご自身の担当案件と実績を入力したら、応募の前にATSチェッカーで確認しましょう。